ニューヨークの語学学校に行ってみてオーストリアの語学学校と比較してみた。

ニューヨークの語学学校、たくさんありますよね。

ワーホリでオーストリアの語学学校に行った経験を振り返りつつ、私の通ったニューヨーク語学学校と比較していきたいとおもいます。

レベルや先生によっても変わってくると思うので、これは私の経験範囲内のことなので、参考程度に読んでいただければ…(*´-`)

また、オーストリアで12週間の語学学校での私のレベルはElementary→Intermediate→High-Intermediateでした。規模は中くらいかな。

ニューヨークは小規模校に4週間いてレベルはAdvance→proficientでした。

 

<授業の進め方やクラスについて>

オーストリア: 文法にフォーカスしたクラスではテキスト(イギリス英語)を中心に進めます。ペアワークが多くて、テキストにのっているトピックについて話し合います。このペアワークのおかげでクラスメートと仲良くなっていきます。クラスは15人以下になるように組まれていたので多すぎるってことはなかったかな。

スピーキング中心の授業は、完全に先生次第って感じ。

行ってみたい国についてプレゼンしたり、配られたスクリプトを元に演技したり、映画をみたり、社会問題について賛成派と反対派とに分かれて討論したり、色々。

 

ニューヨーク: アドバンスレベルのスピーキング、文法の授業は、ほぼディスカッション。TEDやテキストを使って、リスニングや単語力、文法を身につけていくんですが、みんなが自由にどんどん話すスタイルで進んでいきます。クラスは10人前後。

日本人には理解しがたい宗教的な話や、徴兵制度について、遺伝子操作などについてもディスカッションするので、普段から世界情勢や社会問題について自分の意見を持ってないと、めっちゃキツイです。

ディスカッションといっても、先生は1人ずつ当ててくれません、自分から発しないと何も話さずに終わっちゃいます…

それが1時間半続くので気持ちもヤバくなってくる…何か言わなきゃ何か言わなきゃ…みたいな…

最初は仲良いクラスメートもいないので、ほんとに精神的に辛かった…( ̄▽ ̄)

 

<レベルアップについて>

オーストリア:毎週月曜にレベルアップできるかどうかのテストがありました。

リーディング(文法)、スピーキング、ライティングを一日でやるので結構体力必要だったなー

12週間で2つもレベルアップできて嬉しかったのですが、テキストがそれぞれ違うんです。

で、レベル上がるたびにテキストを購入、またはレンタルしないといけないんですよ…

それがめっちゃ高いんです、、一冊70ドルだったような。

私は先にレベルアップした友達からテキストもらえたのでラッキーだったんですけど、それが無かったらレベルアップ断るつもりでしたもん笑

ニューヨーク: 毎週金曜に定期的なミニテストがあって4週間に一度木曜にレベルアップのテストがありますが、私は4週しかいなかったので、正直システムがよく分かりませんでした。

ライティングとリーディングのみ。

入学時の初日テストでアドバンスに振り分けられましたが、スピーキングの先生がなんとなく嫌で、一個下のクラスに変えてもらったりしましたし、文法のクラスでは学校側の理由で1つ上のクラスに放り込まれるというアバウトな感じでした。

 

<設備やアクティビティなどについて>

オーストリア: これは学校によりけりなんだろうけど、ブリスベンで通ってた語学学校はかなりしっかりしてました。最新のパソコンはかなりの数が用意されているし、ご飯を食べる場所、レンジ、お皿、カップウォーターサーバー、自習用の英語教材などなど。しっかりしていました。

アクティビティはお菓子が無料で提供されるイベントがあったり、仮装パーティやヨガクラスなどなどたくさん。クラスごとに毎週末バーベキューをしたり飲み会もしてました。

ニューヨーク: 小規模校だったので設備はあんまりでした。ウォーターサーバー、無料のホットコーヒー、くらいですかね。ビルの一室なので、みんなで座れるスペースも少なくて居心地はあまり良くなかったです。そして、アメリカの個人用机?狭すぎて私には超ストレスでした…テキスト広げたらおわりーみたいな。

アクティビティは週末にミュージアムやビュッフェ、飲み会などありましたが、参加人数が集まらずにほぼ流れてました。クラスでの飲み会なども無かったです。

 

<アメリカ英語とイギリス英語>

オーストリアではイギリス英語を、ニューヨークではもちろんアメリカ英語を勉強しました。

使われる単語やリスニングに違いがモロにあって、それはそれで楽しかったです。

混乱もしましたが。特に日付の書き方…。

イギリス式では日、月、年の順

アメリカ式では月、日、年の順

で書かれているので、サインや予約などするときに、かなり戸惑うっていう笑

あと日常的に使われるぐちゃっと短縮されたアメリカ英語はマジでわからなかったです。。

例えばカフェやバスや旅行などで、ん???ってなることが多かったです。まだまだだなー。ほんと奥が深い、英語って。

 

<まとめ>

アメリカではほんとにディスカッションが出来てナンボだなと思い知りました。気持ちが準備不足だったなーと。

まずはしっかり学んだ上で自分の意見を持ち、それを臆せずに発する勇気!

でもワンステップ上に行けるチャンスでもあるし、日本人に足りないものでもあるので。

 

ニューヨークは、みんな夢を持ってきています、歌手になりたいとかダンサーになりたいとかファッション業界に進みたいとか。

あとは旦那さんの海外赴任で一緒に来られた方も多かったです。

なので語学学校はとりあえず来てるって感じでしょうか?

ワーホリ制度は無いから学生ビザを利用して、出来るだけ長くニューヨークにいる、的な…

だから学校終わったら即帰宅!なんですよね

だから思ってたような語学だけ学びに来てまーす!放課後ひまでーす!みたいな人は少なくて、なかなか友達が出来なかったです。悲しみ。。

そして思ったのは、レベルは低いほうが友達ができやすい!ってこと。

レベルが高くなると、それなりにみんなプライドがあるし、ライバル意識しちゃうところもあるのかなって。

レベルが低いと、クラスメートと協力して分からないところ教えあおー!的な雰囲気があって仲良くなりやすいのかも。

これは個人的な意見なので、一概には言えないけど…。

あと思ったのは、どこの国に行くにせよ、アメリカならアメリカの歴史や社会や問題、文化などをしっかり学んでから行くべき!ってことです

じゃないと、彼らの態度や言動に傷ついてしまうこともあると思います。

とりあえず、海外にいくとハート強くなりますよね〜。

 

てことで個人的に比較した上で、今回のニューヨークでの短期留学を終えて感想を書いてみました!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!